ーーー 6月。ーーーーー




夏音はCDを聴いた後歌うことに決め、是非奏にもライブに来てほしいと頼まれて夕輝から夏音はチケットを受け取り、それを奏に渡した。


楽しみだと奏は嬉しそうに笑った。










その後、奏は・・・・・前触れもなく姿を消した。







「やっぱりサッカーの方を強く進められたらしくて、本当は保育も続けたかったんだけれどそっちに進むんだってねー。頑張ってほしいわね。」





「そうですね。」




奏はそんな素振りを全然見せなかったのに。




夏音は今まで通り過ごし、歌の練習もした。
保育園側もそれを応援してくれていた。