「あ!お疲れー!久しぶりに家に来ない?」





「行こうかな。」




夏音と奏は片づけをして家に向かった。







「ただいま。あれ・・・まさやんまだみたい。」





「今日は早く終わったからね!ご飯作って待ってよっか。」




そう言って奏は手を洗う。





「奏。あたしはさ、まさやんのことずっと好きだよ。」





「うん。」





「瞬のことも。」





「知ってる。」



奏は手を拭いて、夏音の方にむき直す。





「奏の事も。」





「うん。」





「だから」




夏音が言いかける。