「か、夏音。広いね。」




「なんか慣れないね、名前で呼ぶのって。奏、ここに泊まって。あと、まさやんがピザでもとろうかって。話したりとか作ってるとなかなか出来ないだろうからって。もし良ければ、先にお風呂どうぞ。」




お風呂の方を指差した。





「何から何まで・・・なんか、ごめん。」





「謝らないで。あたしもまさやんも誰かが来てくれるって凄く嬉しいんだから・・・。出てきたらリビングに来て。」




夏音は笑って、リビングへと戻った。





「かのん。あいつ・・・・・」





「うん。まさやんにも会ってほしかった。」