「ううん。実家を出てからは親はいないようなもんだったから、高校ん時の先生が親代わりでその時から一緒に住んでるんだ。来る?明日休みでゆっくり話も出来るし、良ければ部屋もたくさんあるから泊まってもいいし。」




夏音は神山を見て笑った。





「なんか初めてな気がしなくて・・・絶対に泊まったりなんて迷惑だって分かってるのに、ゆっくり話したいって思ってる自分が怖いよ。」




神山のその話を聞いて、実は自分もそうだと夏音も答えた。
夏音は塚原に連絡を入れ、神山の家に寄った後、神山と共に家に帰った。







「ただいま。」