「どうって、変わらないよ。今日はありがとう。皆で集まるなんて思ってもいなかったから、幸せだよ。」





皆でご飯を食べて、プレゼントを渡してお祝いして、ケーキを食べて、泊まる人もいて。



皆が眠りについた頃、夏音と塚原はリビングのソファーに腰をおろした。





「まさやん。改めて、お誕生日おめでとう。」





「ありがとう。」





「これが・・・瞬の築いてきたものなんだね・・・・・。気づいたら周りに友だちがいてくれて、凄いよね・・。」




夏音は涙を拭う。





「凄いのは、かのんも同じだろ?」