羽月・みあ・亜美は夏音に抱きついた後、涙を流した。
「瞬が・・・」
龍也・夕輝は悠に話しかけ頷かれると下を向き、
「本居・・・大丈夫か・・?」
渉は夏音を抱き締め、
「全然・・・だめ・・。」
夏音は渉に泣きついた。
ずっと心がチクチクしていて、治りそうになかった。
「夏音ちゃん。こっちも集まったし・・・そろそろ行こうか。」
夏音は頷いて、塚原も合流して瞬の所へと向かった。
皆足取りが重かった。
友だちに会いに行くのに、こんなに足が進まないことがあるのか・・・皆そんな気持ちだった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…