また改めて出会う日を約束して、皆の高校生活が終わった。







家に帰ってきた瞬と夏音は、後から帰ってくる塚原を待ちながらバタバタとしていた。




















ガチャッ。





「ただい・・・」





「おかえりー!塚原先生も卒業おめでと。」




夏音と瞬はクラッカーを鳴らして、塚原に抱きついた。





「泣いてただろ?」





「な、泣いてないし。」





「変わんないから。卒業しちゃったし、もう高校生じゃないけど、あたしたちの関係は変わらないよ?ずっと、一緒だよ。」




夏音も瞬も笑っていた。