クラスの練習も本格的に開始し、毎日ヘトヘトになった。







「みあ~疲れた‼運動音痴なのに体育祭とか・・・瞬たちがうらやましいよ。」





「アハハ!しかも、また女子の目的はその瞬くんと塚原先生だしね。」





「何であんな人気なのかね?」




汗を拭きながら、2人は笑う。





「今日もバイト?」





「うん。これから!」





「ハードだねー行ってらっしゃい!」




みあに手を振り、バイトへと急いだ。







この日、バイト先で何が起こるのかまだ夏音は知る由もなかった。