車を降りて少し歩くと、




「うわぁー綺麗!」



夏音は柵に駆け寄る。





「良かった、喜んでもらえて。ここ夜景が綺麗だろ?」





「うん!」




そう振り向くと、今日だけと夏音をしばらく抱きしめた後、




「ごめん。これ、誕生日プレゼント。」




可愛い箱に入っているプレゼントを夏音に手渡した。





「まさやん・・・。本当に色々ありがとね。車戻ったら、これ開けてもいい?」




夏音は塚原の気持ちがとても嬉しかった。
それと同時にとても塚原に申し訳ない気持ちになっていた。