しかも、こんなオシャレなプラネタリウムに。
夏音は何気ない会話を覚えていてくれることが嬉しくて仕方なかった。

オシャレなソファーに2人座り、上を見上げた。
満天の星が広がった。





「今度は満天の星空見に行こう。」




耳元で言う塚原に夏音は頷いた。




 
その後、プラネタリウムを出て近くにある店で少し早めの夕飯。







「本居夏音さん。」




夕飯が食べ終わると突然、名前を呼ぶ塚原。





「どうしたの?改まっちゃって。」















「お誕生日おめでとう。」




夏音はすっかり忘れていた。
昨日が誕生日だったことを。