「待ってた。た・・いや、明日ももしかしてシフト入ってる?」
「ごめん、お待たせ。明日は休みだよー。」
「予定なければなんだけど、出かけない?」
塚原が急に聞いてくるので、夏音は首を傾げた。
「もしかして、予定ある?」
「無いけど・・・急にどうした?どこ行く?」
「決めとく。最近忙しそうだから、たまには息抜き。無理しすぎんなよ?体育祭の準備も始まってるし。」
いつも人の心配ばかりしている。
「まさやんもね。ご飯とか気にしなくていいんだよ?まさやんだって、本当は体育祭の準備も入ってきて仕事忙しいんだから・・・。」