その日、夕方に瞬は帰って行った。




そして、次の日から文化祭一色になった。






「本気でやる。」
その言葉の通りに、塚原は真剣に本気で取り組んでいた。





「カッコイイ・・・。」



本気の塚原に皆、よけいにメロメロになっていった。







夏音もその塚原の後押しで、火がついた。
歌も夏祭りの練習後も続けている。
引きつけられるかはわからない。
上手いか下手かもわからない。

それでも、本気でやろうと夏音も思った。







毎日毎日練習は続き、家でも練習を続けた。