「またね。」 夏音の家の近くで分かれた次の日から、学校で瞬も夏音も目も合わせなかった。 「夏音・・・今月末のサッカーの試合行かない方がいい?ずっと聞こうと思ってたんだけど・・・・・あの日瞬くんと何かあった?」 「何もないよ。行こうよ!悠くんも喜ぶよ。」 羽月はずっと気にしていた。 あの日から羽月は悠とも仲良くなったが、悠も同じように気にしていた。