「続けてるよ!・・・あ‼そういえば本居、8月って空いてる?空いてたらなんだけど、歌を歌ってほしいんだけど。」
「空いてるけど、歌・・って・・・。全然歌ってないし、下手だよ・・・・・何で私?」
「知ってるから、歌が好きだって。」
結局、夏音は夕輝に返事が出来なかった。
夕輝はまだ時間があるから連絡をくれと言って帰って行った。
夏音は考えながら家に帰り、そのまま部屋へと入った。
音楽・・・夏音は忙しい高校生活に突入し忘れていたが、未だに歌が好きなのだと気づいてしまった。
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