「悠くん、夏音の担任だってば。それより‼あんた死にたいの?!」





「ごめん・・。」




夏音は起き上がり、座った。





「ごめん。皆、出てて。」




羽月は言って、皆を外に出した。





「何?改まって。」






「何回心配させれば気が済むの?瞬くんのこと。」




隣に座る。





「わかってる・・・。けど、友だちとか・・ほっとけない。」





「わかるけどさ、死んだら終わりだよ?夏音はさ、もっと周りに頼っていいんだよ?」




羽月の言うことは、ごもっともだった。
死んだら終わり・・・本当。
その通りだと夏音は思った。