紀香たちが背を向け去っていった。
こうして、みあは保健室に鞄を置いてから、夏音に保健室へ連れて行ってもらった。
「かのちゃん・・ごめんね。」
教室の方を見ながら、みあは帰って行った。
それから何日か後、みあは登校したが下駄箱で紀香たちに会い、帰らないとみあのスマホを使い夏音と瞬のことを流し夏音が困ったことになると言われ、仕方なくみあは帰ったが、その後も毎日学校に来ていた。最近は門の所でとめられていたが、今日は何故か門に紀香たちの姿はなく恐る恐る教室へと向かった。
「みあ、おはよ。これ返しとくよ。」