屋上は綺麗なまま。
何一つ汚れてない。それは、瞬が涙を堪えながら掃除をしたからだった。
「昨日は悪かった。でも、あいつは・・」
「昨日さ、中川が言ったこと俺の女だって・・ごもっともだなと思ってさ。俺なんかが心配して」
「ざけんなよ‼もっと問いただせよ‼あいつどうしたって!今どこにいんだって。一緒に住んでんだろ?心配すんのが当たり前だろ?!」
瞬は胸ぐらを掴んで、自分の方に引き寄せた。
「・・・でも、お前の女だろ?」
塚原の言葉に、瞬は座り込んだ。
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