「ざけんな。まだ高校生なんだぞ?連絡もなしに心配すんだろ?!明日は帰って来いって伝えとけ。」
「それは・・・無理かな。俺の女だから。」
瞬は勝手に電話を切った。
翌日、翌々日と休日も明けて瞬は普通に学校に行った。
「中川!ちょっと。」
「用無いですけど。」
「こっちがあるんで‼‼」
そう言われ、渋々とついて行った。
「あれ・・・?鍵・・。」
瞬が鍵を手渡すと、塚原は不思議そうな顔をした。
瞬は夏音がどうなったのか全部知っていた。
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