送り終わると、そこに悠の応援団とかいう人たちが入ってきた。






悠に応援団と呼ばれるファンがいることは夏音も聞いたことがあったし、何度か部活が始まると応援をしている姿も目にはしていた。
噂によると、休みの日のサッカーの試合にもかけつけているとか、いないとか。

ただ、その子たちが夏音に何の用事があって呼んだかまでは、夏音にはわからずだった。










「何?私に用でもあるの?」




夏音から切り出した。