「はぁ・・・どこまでお人好しなんだか・・。あれ?悠くん大丈夫かな?」 悠がピッチの上で横たわっていた。 「大丈夫。悠くんは強いから。チャンスだよ、羽月。PKになったら絶対に取ってくれるから。」 「夏音・・」 「行け、瞬。負けんな‼」 瞬は一瞬目をつぶり耳を触ると、見事にシュート決めた。 「やった‼」 夏音たち3人は本気で喜んだ。 夏音が応援すると決めたならと、羽月も塚原も賛同した。