「確かに!まさやん変装するとホントわかんないね。」
羽月も笑った。
サッカー場に入り、皆は唖然とした。
中学の時の試合どころじゃない。
しっかりとファンもいて、テレビの中のサッカー中継を見ているかのような雰囲気。
ますます悠や瞬を遠くに感じた。
「ねぇ。まさやん、羽月ー。私さ、言ってなかったけどこないだ会ったとき、あいつに別れよっかって言ったんだよね。返事もなくて聞こえてるかどうかもわからなくてさ。でも、まさやん。きっと瞬、聞こえてたよね・・・。」
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