あたしは、もらった紙をもう一度見て、少しだけ気分が明るくなった。



つまらない家に帰っても、やることを見つけたからだ。


午後の授業は、睡魔との戦いだった。


降り続ける雨にガッカリしながら、何とか授業を終え、果夏との帰り道。