給食のホワイトカレーを素早く食べ終えると、昼休みが始まった。


特にやることもなく、自分の机で本を読んでいたら、ペラっと本の間に紙が落ちてきた。


「なにこれ。」



「すぐ、現実逃避する愛音に、果夏様からのプレゼント。」