「すみません!」


ボールを飛ばしたと思われる人物が謝罪をしに来た。


幸い無傷だったが、危うく当たるところだった。


そういう意味を込めて、


「気を付けろ。」


と言ってボールを返す。


「はい、すみませんでした!」


そいつは何故か頬を赤くしながら戻っていく。


一年生か…若いな。