「ご馳走さま」 と言って、ひょっいっと私を持ち上げる。 軽々と私を立たせると、 「部活行こっか」 と、手を差し出した。 躊躇する間もなく、実菜子に手を引かれて、部活に連れ去られた。 それから、特に何ら変わりなく毎日が過ぎていた。