智子は口に入れかけたポテトを手前で止めた。
「うん、地球環境クラブってあるの知ってる?」
「まあ、存在くらいは、クラブ紹介で見たから知ってるけど。」
「たしか、鹿山君そのクラブに入ってるわよ。」
「え、ホントに!?なんで綾、知ってんの?」
「そのクラブに友達が一人いて、私も
入らないかって誘われてて一回見に行ったことがあるのよ。」
「たしか、その時に鹿山君も居たと思うけど。」
「そうなんだ、意外…。」
智子は、バスケ部でまさしくスポーツマンな感じの彼が地球環境クラブの
ような文科系の、しかもそんな地味で真面目そうなクラブに入っているのが
にわかに想像できなかった。
しかしながら、もう一方でそういう一面もある人なのかと思うと、
ますます彼に対する興味と好意が高まってきた。
「うん、地球環境クラブってあるの知ってる?」
「まあ、存在くらいは、クラブ紹介で見たから知ってるけど。」
「たしか、鹿山君そのクラブに入ってるわよ。」
「え、ホントに!?なんで綾、知ってんの?」
「そのクラブに友達が一人いて、私も
入らないかって誘われてて一回見に行ったことがあるのよ。」
「たしか、その時に鹿山君も居たと思うけど。」
「そうなんだ、意外…。」
智子は、バスケ部でまさしくスポーツマンな感じの彼が地球環境クラブの
ような文科系の、しかもそんな地味で真面目そうなクラブに入っているのが
にわかに想像できなかった。
しかしながら、もう一方でそういう一面もある人なのかと思うと、
ますます彼に対する興味と好意が高まってきた。