そして、夜叉の総長の拳銃の音で


喧嘩が始まった。





「…氷龍は、私が絶対に守る」



「私って…、おい!!!」





初っ端から拳銃なんてほんっとせこい。



2丁くらい気づかれずに拳銃を盗んで
早速拳銃を発砲しようとしている奴に
撃つ。

勿論、もう撃てないように手の甲に。





「命中」





おもちゃでしか使ったことないけど
案外本物も簡単じゃん。
反動があるだけで。

それを何回かやって
弾がなくなったらポイッと捨てる。
盗んで撃って無くなったら
捨てるを繰り返す。



陽炎だけでこんなに氷龍が減るなんて。

でも、気絶してるだけで死んではいない。