シャワーを浴び、部屋に戻るとちょうど食事が運ばれたところだった



『何を頼んだんです?』



頭を拭きながら美味しそうな匂いに鼻を鳴らす



「和風きのこパスタと、軽くつまめる物を。如月君の好みとか分からないから、私と同じ物にしたけど良かったかしら」




『大丈夫ですよ。俺きのこ好きなんで』




「良かった。じゃあ食べましょ?冷めてしまったら勿体ないもの」




隣に座ると、何故?という顔をされたが
気にすることでも無いと思ったのか、意識は食事することに向いたようだ




「美味しい!ホテルの食事って美味しいと感じないけど、ここのは美味しいわ」




本当に美味いんだろう、幸せそうに食べてる先輩は、何かリスみたいだ



『本当に美味しいですね。
先輩は料理とかするんですか?』