「どんな顔よ。
それに、あんな事するなんて」
身を起こしてこちらを睨む先輩は自分がどれくらいエロい顔をしているか分かってないらしい
まぁわざわざ知らせることでも無いだろう
『先輩の言動が俺をどれだけ煽ってたのか知ってもらおうと思って』
「何か性格変わってない?
一人称も僕から俺になってるし」
『こっちが本性ですよ。大丈夫です、この事知ってるの家族以外に先輩が初めてですから』
僕の方は学校でのキャラに寄せるためのものだから、付き合うことになった先輩に隠すことはできなかった
「そーゆうことじゃなくて私が言いたいのは…はぁもういいわよ」
何を言っても無駄だと思ったのか諦めたみたいだ
『賢明な判断ですよ、先輩。
俺はシャワー浴びてくるんで、お腹空いてたらルームサービスでも頼んで下さい』
時計を見ると、20時になる所だったのでそれだけ言って俺は浴室に向かった