お母さんに負担をかけないために

毎日毎日、一生懸命働いている。

勉強も忘れずにしてることも知ってる。



だから、あんな事言われても

何も言い返せない。

言い返す言葉が見つからない。


バイト...か。



「今から?遅いの、いっつも
こっちは疲れてんの。わかる?」


そういってソファーに行き

一樹の横にドカッと座る。


「ごめんね、急いで作るから...」


怒らせちゃった...

やっぱりよく思われてないよね。


急いで卵を混ぜて

オムライスの準備を始めた。