「「おかえり~」」


一樹はテレビに夢中みたい


そりゃ、好きな女優さんがでてるドラマだもんね。


「あ~疲れた。ご飯ちょうだい」



リビングに入ってくるなり

そういったお姉ちゃんは

やっぱりかなり疲れている様子。



「お疲れ様。大変だね」


支度をするためにキッチンに移動する。


「大変とかお疲れ様っていうんだったら
あんたもバイトしたら?」


「あ、うん。ごめん

今からご飯作るから」


わかってる。


お姉ちゃんはいつも家族のために

夜遅くまで働いてることも。