「叶愛?クレープできたよ」


「あ、ごめんごめん」


急いでクレープを受け取る。


「あっちのベンチに座ろっか」


「うん」


あたしたちは青色のベンチに座って


パクッとクレープを頬張る。


「お、おいし~っ!!

やっぱりこのクレープ最高!!!」


カスタードの甘さとイチゴの甘酸っぱさが
マッチして最高だよ!!


「あんたたち、いっつもそれだもんね」


菜実が呆れたようにそういった。


「だって、好きなんだもん...」


「なんでいきなりそんなにショボンってなるわけ?」