少し咳払いをしてマイカが話し出す。

「実はね、アツキくんと一昨日から付き合ってるの。」

えーーーーーーーーーー!
待ってよ、マイカまで!?

モカはぶっちゃけ予想してたけど。
まさかマイカまで付き合うなんて、思ってなかった。


「アッちゃんって呼んでるんでしょ♡」

「え?そんなことまで知ってんの?」

モカがマイカをからかう。
でも私の耳には届いていない。


嘘でしょ?
みんな、彼氏持ちに?一気に?


私は止められない驚きとともに席についた。