その日は彼女の赤い頬を忘れられず授業もぼーっと過ごした

何人かにチョコを貰ったが食べる気にならずいらないと断った

「なんで?好きな人いるの?」

涙目で見てきたやつの言葉で我に帰る

好きな人

真っ先に浮かんだ彼女の顔

「いる、ごめん」

初めて好きだと認めた気がした