膝下まである長いスカートも彼女なら地味など感じなかった

彼女と同じ車両で俺はちらちらとさりげなく見ていた

制服は頭がいいと有名な私立の高校だった

俺の通っている高校はどちらかと言うと頭が悪い高校で、学校の女子もみんな髪が茶色く化粧は濃かった

ばさばさとした付けまつ毛と塗りたくられたファンデーションがどうも俺は苦手で

彼女は真逆だったから惹かれたのかもしれない