保健室でかず君とキスしちゃった。



かなりヤバい状況、誰が入ってくるか分からない。



「今日養護の先生出張だから大丈夫。」



なんて余裕な事言ってるけど、確か一時間目はかず君の数学のはずだ。



「華、今日俺のマンションに来て、これからの事話したい。この先どんな事になっても華と夕顔を守る。なるべく早く帰るから、これマンションの鍵。」



かず君から預かった鍵を握りしめた。



もう一度と見つめ合い、お互いの気持ちを確認めて唇を重ねた。



私が先に保健室を出て教室へ向かった。




多分顔が真っ赤だ。




顔をパンパンと軽く叩き、気合をいれて教室のドアを開けた。