次の日、華にそれとなく聞いてみようと思った。



最初華は沢田先生が好きなんて、あり得ないって笑ってた。



たけど、華が泣き出してしまった。



まだ教室には誰もいなかったので、華を保健室に連れて行った。



「私には何でも話してよ。私たち親友でしょ?今までも何でも相談して来たよね。一杯助けてあって来たよね。私じゃ力不足だめ?」



華が首を横に振る。



違うよ誰にも迷惑かえたくなかった。



「本当は彩夏に聞いてもらいたかった。誰かにこの苦しい気持ちを話したかった。でも、話せなかった。」



号泣する華を私は抱きしめた。




華、一人で苦しまないでほしい。




私が力になる。




華の初恋を叶えてあげたい。