かず君のYシャツとズボンを脱がして、ソファーに寝かせる。



かず君のパンツ姿にも慣れてしまった。



私は奥さんじゃない。



恋人でもない。



かず君の生徒。



隣の子?



ぐったりとしてるかず君。


華ごめん。ばかり繰り返してる。



かず君もう謝らなくていいもいいのに。



私も啓太に抱き締められて時、すぐにその手を払えなかった。



夕顔ちゃんが部屋に入って来なかったら、きっとキスされてたと思う。



私もかず君と一緒。



啓太にはっきり言わなきゃいけないのに、言えないでいるずるい私。




かず君私もごめんね。




これから啓太には、はっきりした態度をとるようにする。




これ以上、啓太を傷つけたくないから。




誰も傷つけたくないし、これ以上苦しい思いをしたくない。