「好きなのに付き合えないなんて我慢出来るの?」



「時々会えるからいいんだ。」



本当はほぼ毎日あっている。



「華、すごく可愛くなったね。」



そうかな、かず君もそう思うってくれてるかな。



「ねぇ彩夏は啓太とどうなの?」



彩夏から笑顔が消えた。



「啓太に二人でどこか行こうって誘っても、必ず華が行くならって言うし、華いなくてもいいじゃんって言うと、塾あるし無理って言うんだよね。」



啓太は何考えているんだろ。



彩夏は誰が見たってかなりの美人。



背も高くてスタイルもいい。



啓太もしかして好きな人いるのかな。



彩夏の為に、一度聞いてみないといけないと思った。


「啓太誘って三人で又どこか行こうか?」



「本当嬉しい。華が啓太に連絡してね。」



携帯を出しすぐに啓太にかけた。



啓太が出た。