まだ18才の私。



一輝の妻で夕顔の母親。



沢田家の嫁。



学校では一輝の生徒。



こんな忙しい高校生の私。


務まるか心配。



たけど決めたんだ。



どれも無理しない。



私は私らしく生きる。



今は高校生活を楽しみたい。



一輝も賛成してくれるよね?



応援練習の内容を決めながら、私の頭の中は夕食は何にしょうかなぁ?



『華聞いてる?』



「うーん、麻婆豆腐かな。」


『はぁ華腹減ってるの?』


みんなに笑われた。



応援の衣装は男子は学生服で、私は超ミニのピンクのセーラー服。



あり得ないでしょ。



『これ啓太の要望。まぁ俺たちも華ちゃんのセーラー服姿みたいしな。』



「啓太何考えてるの?絶対嫌だからね。」



『たまには俺のお願い聞いてよね。


それとも彼氏に怒られる?』



そう言ってすぐ近くにいた一輝を見る啓太。



『えっ!華ちゃん彼氏いるの?俺華ちゃんって啓太と付き合ってるのかと思ったよ。』



『残念でした。俺は華の彼氏ではありません。


でも俺は華が好き。』