なんか体が痛い。



あれから二時間も寝てしまった。



まだ眠る二人を残しシャワーを浴びる。



あんなカッコウで寝て筋肉痛だよ。



体中に熱いシャワーをあてる。



その時バスルームのドアが開く。



ビックリして見ると、かず君が入って来た。



もうかず君なんで入ってくるの?



かず君は平気で私に近付く、『悪い。今田村から電話が来て、一緒に朝食食べる事になった。


時間ないしさ。ごめん怒った?』



「怒ってないけど恥ずかしい。」



かず君の方を向けない私。


かず君がクスって笑う。



『今さら何言ってるの?華こっち見て!』



「かず君のバカ。私かず君みたいに慣れてないし。」


『華の方がバカだ。俺だってこんな事したの始めてだよ。


華だからこうしていたいんだ。』



裸のままかず君が私を抱き締める。



かず君の温かさが伝わる。


愛されているという幸せを感じた。