もう絶対に離さないよ。



この日をどれだけ待ったことか。



カオリと出会って一年半俺はずっとずっと、



カオリを抱く事を夢見て来た。



あんなに女にいい加減な俺が、カオリの為に必死になり、



他の女にまったく興味がなくなった。



カオリといると気持ちが落ち着く。



離したくない。



沢田が俺に紹介したい女がいると聞いた時、



又へんな女に引っ掛かるなよ。って言えば、



相手は自分のクラスの生徒。



はぁー!こいつ何考えてる。



呆れてものがいえない。



たけど相手をみたとき、なるほどねと思った。



沢田が幸せな顔をしていた。



沢田ありがとうな。華ちゃんはいい女だよな。



華ちゃんがいなければ多分今の俺たちはなかった。



隣で眠るカオリの髪を触る。



《カオリ愛してるよ。》