華ちゃんは見た目よりかなり芯の強い子。



自分と言うものをしっかり持っていて、



回りに流されたりしない。


あのどうしょうもない我が儘女の麻生を泣かせた。



華ちゃんの持つあの強い優しさ。



沢田の娘が華ちゃんをママだと言い切る。



華ちゃんの中にある包み込む優しさ。



彼女に抱き締められたら、誰だって彼女に惚れる。



こんな事思ってたら、沢田に殴られそうだ。



華ちゃんには感謝している。



俺とカオリが愛し合えたのは華ちゃんのおかげだから。



華ちゃん君には一生頭が上がらない。



カオリが言った。



【華が認めてくれた。自分が母親だって認めくれた。

華が私に幸せになってと言ってくれたのよ。


自分の気持ちに素直になるように。


私最初勇人にあった時。


もう勇人が好きだった。


毎回会うたび勇人が好きが溢れ出そうで必死に抑えたの。


私もう迷わない。勇人と一緒にになりたい。】



カオリが俺に抱きついて来る。



俺はもう止まらない。