俺はかなり落ち込み悩んだ。



このまま諦めるのが彼女の為なのだろうか。



だけど、俺はどうしても諦める事が出来ないでいた。



そんな時親友の沢田の彼女に会った。



最初彼女を見た時、何故かカオリとだぶった。



笑うしぐさがあまりにも似ていた。




彼女はカオリの娘だったのだ。



彼女も驚いていたが、俺もかなり焦った。



彼女の娘の華ちゃんは、本当に天使みたいな子だった。



沢田は10才も年下の彼女にベタ惚れで、見てるこっちまで恥ずかしくなった。



沢田はクールで、女にはあまり興味がない男だった。



見た目も良くて、昔からかなりモテた。


お人好し沢田が麻生みたいな女に引っ掛かり、一人で娘を育ている。



バツ1子持ちの沢田が本気に惚れた女が、カオリの娘の華ちゃんだった。



華ちゃんも沢田を本気で愛してるのが、見ていて分かる。



沢田と華ちゃんにカオリとの事を全て話し、協力してもらう事にした。


華ちゃんはカオリが自分の父親より、俺を選ぶ事になっても構わないと言ってくれた。