「華、沢田から連絡来た。」



「来てない。もう3日も連絡ないし、私からはしてない。由美さんがいると思うと電話も出来ない。」



「沢田何してんだろ。元妻なんとかしろ。華とのことばらされては困るけど。華に協力するって言って、何もしてない。」



彩夏のその気持ちだけで充分だから。



一人で頑張ろうと思っても中々うまく行かない。



「今日は私が華のとこ泊まるけどいい?」



彩夏には私の気持ちが分かるみたい。



二人で夕食の買い物してマンションに帰った。



駐車場にはかず君の車があった。



かず君マンションにいるんだ。



顔見れるだろうか。



私は少し浮かれていた。



まさか由美さんとかず君が一緒にいるなんて、思ってもいなかった。