五才の夕顔ちゃんが大人の都合を理解出来るはずもないが、夕顔ちゃんはママが欲しくて、大人の都合を理解しようとしていた。



そんな夕顔ちゃんを守りたいと思った。



かず君と夕顔ちゃんと三人で幸せになりたい。



「ママこれからは、夕顔ちゃんでなく、夕顔って呼んでね。」



夕顔が私のことママって呼んだ。



「ママ、夕顔って呼んで。」


何故かかず君までが泣いてしまった。


泣き虫親子で、どうしようもない。



三人で楽しい食事をした後、買い物をしてマンションに帰った。



夕顔とお風呂に入り、かず君のベットで三人で寝た。



夕顔は疲れてすぐに眠ってしまった。