てことは・・・春人と一緒になれるっ!

「瑠璃!行くよッ!!」

「へっ?どこに?」

「いーから」

瑠璃の手を引っ張って春人たちのグループに行った。

春人は、男子に囲まれて一緒の班になろうと交渉されている。

「春人~一緒になろうぜ」

「いいよ」

「じゃオレっちも」

「いいよ」

「じゃオレもいい?」

「うん」


おいおいおいおい!男子多いだろっ!!

1、2、3、4、5・・・・・6。

多いですから。

「あっ!柚萌!どした?」

春真が私たちに気付く。

「・・・いや。なんでもない」

こんな班と一緒になりたくないし。

「班、一緒になろうぜ。女子いなくてよぉ」

いやいや。
君たちを見ている女子たくさんいますから。