ーピピピッ

カチッ

スマホを手に取り、時間を見る。

「10時か…。

は?!やっべ。遅刻。」

ベットから飛び起き、急いで支度をする。

スマホを片手で操作し、電話をかける。

1コールで相手はでた。

「もs「おっそい!」

もしもしと言う前に遮られた。

「わりぃ。寝坊した!

あと、30分 いや、20分で着く!まじ、ごめん!」

と、いい電話を切った。




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「もうっ!」

スマホをテーブルに置く。

「今から来るって?」

と、親友の舞衣が聞いてくる。

「うん。全く、いっつも大事なときに遅刻するんだから。」

「ふふふっ。待ち遠しいね。」

「そうだね。」