亜希くんはさっきからずっと笑いっぱなしだ 。

「 あ"あ"?覚えろよ!!菊地凜斗だよ馬ァ鹿 。 」

「 菊地 .. どんまい 。 」

先輩達がぎゃーぎゃーと騒いでいる間にそっと亜希くんの隣に

『 亜希くん 、いい人たちで良かったね 。 』

「 .. うん 、先輩と話すのなんて初めてだったから 。」

「 あれ 、なに?秘密の話~? 」

龍樹先輩が割入ってくる

『 そんなんじゃないですよ 、! 』

「 双葉ちゃんつまんな~い 。 」

ぶーぶー 、と拗ねたようにする龍樹先輩 。

そして疑問

『 なんで皆さん私のことを双葉って呼ぶんですか?? 』

「 「 「 そういや 、なんでだろうな 。 」 」 」

わからんのかいッ!

はっ 、駄目だ関西弁がッ 、くそうッ

「 ぼ 、僕は下の名前でなんて呼べないから .. 」

『 実玖って呼んでくれればいいのに .. 』

「 はは 、んだよ 、そんなに俺達に呼んで欲しいのか~? 」

『 .. 兄ちゃんみたいで安心するから 。 』

なんて他愛もない話を皆でしていた 、

幸いにもみんなご飯は済ませていたので 、話し合うことが出来た

亜希くんと直織先輩 、龍樹先輩も仲良くしている 。

「 あっ 、どうせならLI〇E交換しよ~? 」

みんなでふり〇りで連絡先交換 。

亜希くんはLI〇Eすらインストールしていなくて 、初めての友達だ 、と言う 。

『 また 、みんなであそびたいです! 』

そういった 、私に視線が集まる

あ 、そういえば 、私 .. 女ひとりだ 、

『 うう .. 』

「 だ 、大丈夫だよ 、また遊びに行こう? 」

「 そーそー 。お前が女ひとりでも寂しくねえだろ~? 」

夏休みのいつか遊ぶことに決まった 。

そんなわたしの頭に手が乗る

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