2年生の階は少し苦手だ
あの先輩がいるから 。
「 お 、双葉じゃん 。 」
『 さわたに先輩 .. 』
「 なーに運んでんの 。 」
『ク 、クラスの皆の社会のノートです 。 』
「 そ 、手伝おうか? 」
『 いえ 、大丈夫です !! 』
今の階は2階
社会準備室は1階だ
また階段 .. 。
ぐっと転けないように力をこめて階段を降りる 。
そして案の定
『 うわぁ!? 』
階段から転け落ちる 。
『 痛い .. 』
階段の3段目ぐらいだったからまだましだ 。
「 あ 、あの .. 大丈夫 .. ですか? 」
ふと顔を上げると心配そうにこちらを見つめるおどおどとした男の子
『 あ 、え 、大丈夫 .. です .. はっ 、もしかして当たっちゃいましたか?!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!! 』
当たったのかと必死に謝る
「 ぼ 、僕には当たってないので 、大丈夫です ..! 」
『 そう .. ですか .. ? 』
「 .. あの 、手伝いましょうか? 」
『 え 、いや 、悪いので .. 』
「 僕の分も入ってるから .. 」
『 え? 』
「 双葉実玖さん 、でしょ? 」
そう半分以上を整え持った男の子は私の名前を呼んでふふ 、と笑う
『 い 、いかにも!!私が1年D組双葉実玖であります .. 』
「 僕は1年D組 、仙石 亜希 _ せんごく あき だよ 。 」
『 仙石くん .. 』
「 .. で 、できるだけ名前で呼んでくれると嬉しいです .. 」
『 亜希くん? 』
「 うん 、名前呼ばれるの 、初めてだな 。 」
へへ 、と照れ臭そうに笑う彼の顔は 、私の胸にずっきゅんしました 。
『 そう 、なの? 』
「 女の子自体苦手で .. でも双葉さんはさ 、ふわふわしてて 、ほっとけない 、って言うか 、入学式の時からつまずいたり .. ってごめんなさい忘れてください 」
『 み 、見てたんだ .. 』
亜希くんが赤くなって 、釣られて私も赤くなる 。
「 .. 行こうか 、 」
残りのノートを持った私を確認すると立ち上がり 、そういった 。
『 うん .. ごめんなさい .. 』
「 なんで双葉さんが謝るの 、悪いことしてないでしょ? 」
あ 、と彼はなにかに気づいたようにつぶやくと
「 ごめんなさい .. 僕いつの間にかタメで .. 」
『 .. どうして?タメの方が私は嬉しいよ 。 』
そう亜希くんに笑いかける
「 .. !そ 、そっか 、頑張るね 。 」
というように 、私と亜希くんはどんどん仲良くなっていった
あの先輩がいるから 。
「 お 、双葉じゃん 。 」
『 さわたに先輩 .. 』
「 なーに運んでんの 。 」
『ク 、クラスの皆の社会のノートです 。 』
「 そ 、手伝おうか? 」
『 いえ 、大丈夫です !! 』
今の階は2階
社会準備室は1階だ
また階段 .. 。
ぐっと転けないように力をこめて階段を降りる 。
そして案の定
『 うわぁ!? 』
階段から転け落ちる 。
『 痛い .. 』
階段の3段目ぐらいだったからまだましだ 。
「 あ 、あの .. 大丈夫 .. ですか? 」
ふと顔を上げると心配そうにこちらを見つめるおどおどとした男の子
『 あ 、え 、大丈夫 .. です .. はっ 、もしかして当たっちゃいましたか?!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!! 』
当たったのかと必死に謝る
「 ぼ 、僕には当たってないので 、大丈夫です ..! 」
『 そう .. ですか .. ? 』
「 .. あの 、手伝いましょうか? 」
『 え 、いや 、悪いので .. 』
「 僕の分も入ってるから .. 」
『 え? 』
「 双葉実玖さん 、でしょ? 」
そう半分以上を整え持った男の子は私の名前を呼んでふふ 、と笑う
『 い 、いかにも!!私が1年D組双葉実玖であります .. 』
「 僕は1年D組 、仙石 亜希 _ せんごく あき だよ 。 」
『 仙石くん .. 』
「 .. で 、できるだけ名前で呼んでくれると嬉しいです .. 」
『 亜希くん? 』
「 うん 、名前呼ばれるの 、初めてだな 。 」
へへ 、と照れ臭そうに笑う彼の顔は 、私の胸にずっきゅんしました 。
『 そう 、なの? 』
「 女の子自体苦手で .. でも双葉さんはさ 、ふわふわしてて 、ほっとけない 、って言うか 、入学式の時からつまずいたり .. ってごめんなさい忘れてください 」
『 み 、見てたんだ .. 』
亜希くんが赤くなって 、釣られて私も赤くなる 。
「 .. 行こうか 、 」
残りのノートを持った私を確認すると立ち上がり 、そういった 。
『 うん .. ごめんなさい .. 』
「 なんで双葉さんが謝るの 、悪いことしてないでしょ? 」
あ 、と彼はなにかに気づいたようにつぶやくと
「 ごめんなさい .. 僕いつの間にかタメで .. 」
『 .. どうして?タメの方が私は嬉しいよ 。 』
そう亜希くんに笑いかける
「 .. !そ 、そっか 、頑張るね 。 」
というように 、私と亜希くんはどんどん仲良くなっていった